ドレンセパレーターで蒸気用減圧弁の故障を軽減。

いつも同じ箇所の減圧弁の故障はありませんか?他の箇所は、何年も正常に作動しているのに・・・? なぜ同じ箇所ばかり・・・?

原因
蒸気用減圧弁の故障原因のひとつにドレンの減圧弁への持ち込みが考えられます。蒸気配管を流れるドレンは、蒸気に比べ質量が重いため、配管内のスケールを運びます。またボイラーのキャリーオーバーにより発生するドレンには、ボイラーの清缶剤等が含まれている場合が多くみられます。これらのスケールが減圧弁内に流入すると、減圧弁の故障を引き起こしてしまいます。

対策
流入するドレンを直前で外部へ排出することにより、減圧弁へのドレンの持ち込みは回避できます。ドレンセパレーターは、蒸気の中に混在しているドレンをサイクロン方式で分離することができる機器です。この分離されたドレンをスチームトラップによって外部へ排出します。スチームトラップには、スケールを含んだドレンが流入するため、スケールに強い逆バケット式スチームトラップが最適です。

還流ボイラーへの取付け例
ドレンセパレ−タDS-1
スチームトラップTB−5
ストレーナSY−40
蒸気用減圧弁GP−2000
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