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型式の選定方法
  1. ドレン量に1.5〜2の安全係数を掛け、さらに比重が1以下の液体については、表1に記されている係数を掛けて“冷水”の容量に換算します。(BVSW型は安全係数を2〜3として下さい。)
  2. 図-1を用いて必要オリフィス・サイズを求めます。
  3. オリフィス・サイズが決定したら、最高作動圧力差表より、そのオリフィスサイズを有する型式を選定します。その際、同時に使用圧力がそのオリフィスの最高作動圧力以下である事、及びその型式の仕様から本体の設計圧力を確認して下さい。

●選定法が不明な場合には・・・・・・

  1. ドレン量
  2. 常用及び最高使用圧力
  3. 液比重(DGモデルは二液の比重)を
    ご指示いただければ当社にて選定いたします。

ドレンの中に多量のごみや油が混入していると、フロート式ドレイナーの内部機構に粘着して作動不良を起こしたり、オリフィスの目詰まり、バルブシートとの間にごみがはさまることによるガス洩れ等のトラブルが生ずるおそれがあります。このような場合には、BVSWシリーズの逆バケット型リキッド・ドレイナーの使用をお勧めいたします。

型式の選定例
<例>    
選定条件: ドレン量(冷水)
作動圧力差
本体設計圧力
450kg/h
3.5MPa
5.0MPa

まず、ドレン量450kg/hに安全係数“2”を掛け、必要容量450×2=900kg/hを求めます。次に図-1より圧力3.5MPaと必要容量900kg/hとが交わる点のすぐ上にあるオリフィス・サイズを求めます。この場合は#38となりますが、このオリフィス・サイズは1-LD又は11-LDにしかなく、最高作動圧力はそれぞれ1.1MPaと1.9MPaであるので、この例の3.5MPaには使用できません。従って、今度は最高作動圧力差表において#38以上のオリフィスで3.5MPaで作動するものを捜すと、32-LDの7/64"のオリフィスでみつかります。
32-LDの本体設計圧力を仕様で確認すると3.5MPa、33-LDは6.3MPaになります。要求される本体設計圧力が5.0MPaであるので、オリフィス・サイズ7/64"の33-LDが求める型式そなります。

 
●比重1以下の液体の冷水容量の換算係数
 
比重 係数
0.95
0.90
0.85
0.80
0.75
0.70
0.65
0.60
0.55
0.50
1.03
1.06
1.09
1.12
1.16
1.20
1.24
1.29
1.35
1.42

例:液比重0.60の液体容量3200kg/hに相当する冷水容量は、3200×1.29=4218kg/h

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